リノベーションの流れとスケジュール

リノベーションの流れとスケジュール
リノベーションの流れとして、購入する物件を探す場合の例を見てみましょう。
まずは、マンションもしくは戸建てを探すところから始まります。
希望する条件に見合った物件が見つかったら、購入のフェーズへと移行します。
一括で払う場合もありますが、住宅ローンを組む方がほとんどです。
ローンを組んだのちリノベーションの具体的な工事プランを立てて、施工プランが決まったら本格的な工事が開始されます。
次に、具体的なリノベーションの施工のスケジュールについて見ていきましょう。
最初に仮設工事を行って残す場所以外を崩す解体工事へと移り、解体工事が済んだら施主の立ち会いのもと最終確認を行って改修工事が行われます。
主な作業は木工作業、電気設備やガス・給排水などの配置変更と設置ならびに内装および塗装・左官です。
工事があらかた終わったら再び施主を招いてチェックに入り、その項目を基に微調整・最終修正を行ったら工事は完了となります。
工事の開始から引き渡しまでの期間は、1ヶ月半から3ヶ月前後を見ておくと良いです。
リノベーションは業者の選定に時間をかけるのが理想的
建築されてから数十年は経過している住宅の機能性を改善するために、リノベーションを依頼する際には実績が豊富な業者を選ぶ必要があります。
柱や壁などの古くなっている部分に合わせて、施工の内容を決められる業者でなければ老朽化に対処するのが難しい場合もあるためです。
インターネット上の口コミを業者の選定の基準にすると、古民家などの施工を行ってきた実績があるか確かめるのも難しくなります。
担当者との相性の良さも重視しておきたい点で、リノベーションの計画をスムーズに話し合える担当者でなければ、メールの返事が届くのも遅くてストレスが溜まることになりかねません。
施工を依頼する場所と業者の所在地が近い方が、スタッフの移動や資材の運搬にかかる時間が短くてトラブルにも対応しやすくなります。
アフターフォローを何年まで続けて利用できるのか、契約内容をよく確かめておくことも重要です。
5年や10年は続けてアフターフォローを受けられる業者なら、工事が終わった後のトラブルも心配せずに済みます。